Richardを検証してみた。う〜ん、いたって普通のEA。。
さて、話題のEAを検証してみるシリーズ
第2段はRichardを検証してみようと思います。
現在ゴゴジャンランキング2位とかなり人気のようです。
まずはゴゴジャンフォワードをチェック
最初は勢い良く利益を積み上げてますが10月以降はあまり動いてないようです。
9月は59.1pips、10月は14pipsとまずまずの成績
商品説明ページを見ると、1ポジ、通貨はUSDJPY、SLは内部可変式?を採用とのこと。明確なSLは入れてないんですかね。。
続いてバックテストを見てみましょう。。
複利のバックテストは参考にならないので単利でのバックテストから抜粋
PFは1.42、最大DDは50万程度(1Lot換算)取引回数は約10年で1,710回なので年間170回程度。年200以上は欲しいので、ちょっと少ないかなという印象。
ここまでみると、まあ至って普通のEAという印象です。
続いてQAにぶち込んで更に解析してみます。
商品ページのバックテストは複利なので、QAのWhat If Analizeで単利に変換して、確認してみます。
どん!
これを見ると、年間期待利益は56万程、リスクリワードは0.67とまずまず。。
2016年に最大DDの45万程発生しているようです。
グラフ遷移を見ると2011年〜2013年はずっと停滞してる感じですね。。ここは微妙。。
つづいて年間利益のグラフ
かなり年によってばらつきが大きいですね。。2013年、2016年、2017年は100万超えもそれ以外の年は10~30万程度、2012年はマイナス。。安定して稼ぐ感じではなさそうです。
つづいて取引時間別収支
すべての時間帯で稼働しているので、ここはとくに問題なさそうです。
そして、取引分布
SLがないということで、最大でどれぐらい負けるのか気になっていたのですが、18万マイナスというのが1回あり、これが最大のようです。
あとは10万超えもパラパラありますが、基本的には5万以下での損切りが多いようです。
ただ、SLがないということでフラッシュ・クラッシュなどが来たときにポジってたらどうなるんだろう、というのはちょっと怖いところではありますね。。
ということで、最近売れているRichardを検証してみました。
スペック的には至って普通。年間収支はばらつきが大きい、取引回数は少なめ、SL設定なし。。
ということを考えると、私は買わないかな。。。笑
まあ、こういったネガティブな点も理解した上で、購入するというのもありだとは思うのでその辺は個人の判断になるかと思います。
ではでは。